チキンラーメンとチキンオイルでラーメン屋の炒飯を再現!!

絶対に失敗しないチャーハン作り

 

 

ちょっと語らせていただこうと思うんですけど、僕最初に居酒屋をはじめるのに、覚えたというか、練習した料理が「チャーハン」と「麻婆豆腐」だったんですね。今思えば理由はわかりません。なぜ?居酒屋をはじめるのに「チャーハン」と「麻婆豆腐」だったのでしょう。まぁたぶん好きだったんでしょう。それで、どちらも【極める】まで作ってみようと何度も何度も失敗しながら作りました。【極める】とは、中華料理屋と同じ味が出せるまでという意味です。そのおかげで、今ではどちらもお金をもらってもいいレベルまで上達しました。だけど、いざそれを他人に伝えようとしても中々難しいものがありました。1つは、味見です。素人の方の大半は味見をしません。なぜ味見をしないのか聞いたことがあるのですが、答えは、「味見しても味がわからない」。味がわからない???正確には、おいしいかおいしくないかは味見でわかるけど、じゃあいったい何が足りないのか、何をどれだけ足せばいいのかわからない。でした。なるほど!なので、レシピどうりに作ったとしても、若干のづれが出てきてしまいます。チャーハン作りでもそれはよくありました。実際、自分が作っていてもその若干のづれはあります。しょうゆが鍋肌で蒸発した量。塩が直接ごはんにかかってしまった量など。若干ですが、ちょっとしたミスやタイミングによって、微妙に味が変化してしまいます。今回、はじめて手抜き料理のような、「チキンラーメン」を使ってのチャーハン作りに挑戦してみました。チキンオイル(鶏油)の風味とチキン味が絶対に相性いいだろうなと思ったからです。最初、何も味付けしない状態で作って食べてみました。すごくおいしいのですが、若干「しょうゆ」の風味が欲しかったので、10ccだけ足してみました。今度はビックリするぐらい完璧なチャーハンが完成しました。先程から言っていますが、料理は作り手の経験やスピードによってかなり味が違ってきます。味の微調整が求められるからです。ですが、今回のチキンラーメン炒飯は、そんな経験も難しい手順もすべて無しで、完璧と言えるほどのチャーハンができました。長々と書いてきましたが、是非一度、お子さん、旦那さん、奥さん、彼氏、彼女、友達に、このチキンラーメン炒飯を作ってあげてみてください。きっとビックリしてくれるだろうと思います。「え?これお店で食べるチャーハンじゃん!」そんな声が聞こえてくると思います。