ラーメン屋だけは、絶対に開業するな!しくじり店長が語る体験談

ラーメン屋開業するな

ラーメン屋開業するな


ラーメン屋開業の為、開業資金約600万かけて作った内装と看板】
※ラーメン博物館をモチーフにした昭和の風景や天井の夕日など

 

ラーメン屋開業たった1年ちょっとで廃業

 

残ったのは・・・・

  • バカでかい寸胴と
  • 借金(開業資金約650万)と
  • ラーメン屋を開業したという経験

 

だけなんですが???

 

最後に述べた、

 

ラーメン屋を開業そして失敗したという【経験】がなければ、

 

そもそも、

 

この『しくじり!!元ラーメン屋店長が語る…ラーメン屋だけは絶対に開業するな』のサイトは完成しなかったし、

 

フジテレビ「聞いてた話と違います」にも出演しなかったし、

 

その後、この「ラーメン屋開業サイト」が爆発的人気サイトになることもなかったし、

 

そこから、YouTubeに動画を投稿することもなかったです。

【チャンネル登録者数 6,490人/ 再生回数 6,000,000回/】
※2021年1月現在
「ラーメン屋 チャーハン」で検索

脱サラ必見!!ラーメン屋開業で一発逆転!!

会社やめたいな!だけど脱サラしてなにしよう?

 

で、一番多いパターンが

 

脱サラ=飲食業(特にラーメン屋開業

 

がよくある話なのですが、
(わたくしの場合は脱サラ→居酒屋→ラーメン屋開業

 

 

そもそも脱サラしなければ何もはじまりません!!

 

このラーメン屋開業&失敗のサイトを閲覧してるということは

 

少なからず「脱サラでもしてラーメン屋でも開業しようかな?」と考えていると思うので

 

以下の記事を読んでラーメン屋開業と裏を是非ごらんください。

 

本記事の内容
  • ラーメン屋開業は誰でもできる?!
  • 脱サラする価値アリ!!驚くべきラーメン屋の原価率
  • ラーメン屋の修行はアルバイトで全然OK?!
  • 一発逆転!!ラーメン屋開業失敗談サイト〜チャーハン動画投稿

 

失敗を恐れていたら何もできません!

 

ラーメン屋閉店・倒産してもただでは起きない!

 

最終的な答えが

 

「お金を稼ぐ」

 

「ラーメンが好き」

 

であるならば、それを表現する方法はこの世の中たくさんあります。

 

 

超簡単!ラーメン屋開業は誰でもできる?!

ラーメン屋は誰でも開業できますか?

ラーメン屋は誰でも開業できます!

言い方悪いですが、バカでもラーメン屋は開業できます

 

なぜなら、超単純作業のくりかえしだからです。

 

 

この記事の最後にも学生時代ラーメン屋でアルバイトをした経験を書きましたが、

 

まず、

  1. 麺をゆでる
  2. ストップウォッチを押す
  3. どんぶりを用意する
  4. 「油」と「塩」と「醤油ダレ」をいれる
  5. スープを注ぐ(かきまぜる)
  6. 麺をいれる
  7. 具をのせる

 

これだけです。

 

スープの仕込みも同様、単純作業の繰り返しです。

 

ただ、スープ作りは多少体力は使いますが、あくまで体力です。

 

なので、健康であれば、だれでもラーメン屋は開業できます。

ラーメン屋開業の為の修行はアルバイでも全然OK?!

ラーメン屋開業の為の修行はアルバイでも全然OK?!

僕はその昔、名古屋で行列ができる超有名なラーメン屋でバイトしていた。

 

夕方の17時〜夜中の12時閉店まで、
お客さんの列が途絶えることはなかった。

 

毎晩豚骨ラーメン220杯〜240杯が、約7時間で完売した。

 

売り上げは、1日だいたい30万近くあったと思う。

 

650円〜1200円までのらーめん×220杯〜240杯 

 

最低でも、14万3000円(原価計算で、11万)の儲けだ。

 

その他にも、ビール・餃子・キムチ・焼きおにぎり・トッピングが飛ぶように売れた。

 

 

 

僕たちは、16時半に出勤し、2階の物置小屋みたいなとこで着替えた。

 

もちろん、更衣室なんて洒落たものは、ラーメン屋にはない。

 

その場で、上着を脱ぎ、一応洗濯のしてある、店のユニフォームに袖を通した。

 

一応洗濯してあると書いたが、匂いだけは染み付いていて、羽織っただけで、

 

プ〜んと、豚骨とニンニクの何とも言えない匂いが漂った。

 

その豚骨とニンニクの匂いが、一日の始まりを告げる。

 

 

開店は17時だから、まだ仕込み中だ。

 

まず、店主に挨拶する。

 

「おー」とだけ答える。後はほとんど会話はしない。

 

たまに、機嫌がいい時だけ、プライベートな話なんかを聞いてくる。

 

 

そして、地獄の「まかない」が運ばれてくる。

 

豚骨ラーメンと焼きおにぎりだ

 

「えっ?」っと思う人もいるかもしれない。

 

お客さんはみな、お金をだして食べているのに、

 

タダで、毎週食べられるなんて、そんな幸せなことないだろうと。

 

それは、違う。

 

僕も、お金を出して、自分のペースで食べられるなら、1週間に一度の好きなラーメンは耐えられる。

 

その証拠に、夜の8時、9時になると小腹がすいて、社員の兄ちゃんに頼み、

 

バックヤードに隠れ、自分好みのトッピングのらーめんを食べ、

 

あれだけまかないで嫌がっていた「焼きおにぎり」も、余るとお土産に持って帰って、

 

家で食っていた。

 

酷い時だと、バイト帰りにも違うラーメン屋に行き、ラーメンを食って帰っていたほどだ。

 

 

現にお客さんの中には、毎週、週に2〜3回通ってくる人もいた。

 

だが、それとこれとは別だ。

 

これから、約7時間休憩なしで立ちっぱなしのらーめん作りをこなさなければならないので、

 

その前に「腹ごしらえしとけよ!」という意味なんだが、

 

僕が働いていたのは、土曜日で、いつも学校から帰って13時くらいに昼食をとっていた。

 

だから、約3時間後に、豚骨ラーメンと焼きおにぎりを出されても、食う気がしない。

 

店主の目の前で、まかないを残すわけにもいかず、ただ黙って無心に無理やり豚骨ラーメンを胃の中に流し込んだ。

 

 

これは余談だが、次の日必ず腹痛が起き「真っ黒いう〇ち」が出た。

 

真っ黒いう〇ちが、果たして体にいいのか?悪いのか?

 

お店の看板には「医食同源」と書いてあったので、

 

果たしてこの「黒いう〇ち」が健康的にいいのか?悪いのか?

 

店主に聞くわけにはいかなかった。

 

 

仕事内容は、ほぼ皿洗い(丼ぶり、その店はすり鉢風を使っていた)

 

そりゃー、毎回220杯〜240杯の丼ぶりを洗うんだから、すごい量だ。

 

常に洗っていないと、とてもじゃないが、追いつけない。

 

 

店内はめちゃくちゃ狭かった。

 

カウンターだけで10席、

 

従業員は、社員と、僕らバイト2名

 

すれ違う隙間もないほど、ぎゅうぎゅう詰めの所で働いていた。

 

 

主な仕事は、皿洗い!!

 

他にやる事と言えば、

 

ニンニクの皮むき
※一週間は、爪の間からニンニクの匂いが漂っていた。

 

ラーメンの注文が入れば、

 

丼ぶりに、「油」、「塩小さじ1杯」、「化学調味料小さじ1杯」、

 

「醤油ダレ」をレードル擦り切れ1杯を入れる作業

 

麺を茹でるのは、社員がやっていた。

 

 

ラーメン屋の店主は見た目とても恐そうな人で、柔道か空手をやっていて、生徒募集の張り紙がしてあった。

 

確か、人差し指がなかったのを覚えている。

 

ラーメン屋店主の愛車は、BMW,息子は持っていないTVゲームはないほどの金持ちだった。

 

僕たち高校生へのバイトの時給は当時としては破格の1200円、年末は1300円くれた。
※25年も前の話だからすごい大盤振る舞いだ!!

 

 

千円札が誤って水に濡れると、寸胴に貼り付け、

 

「乾いたら持っていっていいぞ!」なんて言われた事もあった。

 

なんせ、金払いはいい店主だった。

 

 

 

 

若干景気が上向いてるとはいえ、日本の先行きは相変わらず明るくない。

 

サラリーマンは、同僚とのサバイバル戦争やリストラへの不安でいっぱいだ。

 

こんな時代だからこそ、ラーメン店開業を目指してみてはどうだろう。

 

「脱サラ開業で年収3000万」

 

 

脱サラ開業3年で年商2億円!!

 

ラーメン店なら修行なしでも、自分一人の創意工夫で、成功を納める事も可能だ!

 

そんな店主の後ろ姿を見て、

 

僕もいつか豚骨ラーメン屋を開業してやる!!」

 

と、熱い思いを抱いた。

 

 

そして15年後・・・・・・・・

 

僕は、豚骨ラーメン屋を開業した!!

 

そして、すぐに閉店(つぶれた)した・・・・(泣)

一発逆転!!ラーメン屋開業失敗談サイト〜

まぁ、ぶっちゃけて言いますと、

 

この【ラーメン屋開業失敗サイト】を制作して広告収入が出るまで、2〜3年かかりました。

 

だけど、ここまでくれば、あとは安定した状態から右肩上がりに上がっていってくれるだけです。

 

 

最初この【ラーメン屋開業失敗談サイト】を作っている時いろいろ言われました。

 

  • 「こんな自分がラーメン屋失敗したサイトなんて作る意味なんてあるの?」
  • 「普通、閉店したラーメン屋のことなんて恥ずかしくて隠したいんじゃないの?」

 

なんて、言われたこともあります。

 

そんな時に、「フジテレビ」から、メールがきまして、

 

「ラーメン屋を開業・閉店・失敗した人を探してます。よかったら番組にでて失敗談を語ってくれませんか?」

 

僕は、チャンスが来たと思いました。

 

だって、世の中に

 

【ラーメン屋開業の成功体験を語る】店主やオーナーはいても、

 

ラーメン屋開業失敗・閉店させたことを語る人は少ないですからね。

 

 

そして、その時に「このラーメン屋開業失敗経験」は伸びると感じました。

 

 

おかげさまで、「ラーメン屋の開業コンサルタント」も順調にいっています。

 

 

「フジテレビ」に出演させていただいてからというもの、

 

この【ラーメン屋開業失敗談サイトの閲覧数が伸びていきました

 

その中の、【ラーメン屋のチャーハンの作り方】というページが【グーグルで8位】くらいになりました。

 

1日の閲覧数は300くらいだったと思います。

 

そのページにチャーハンを作っている動画(YouTube)を載せました。

 

単純計算300(閲覧数)×30日=1か月で9000回再生です。

 

すぐに爆発的な伸びになりました。

 

最高収入は1か月20万円です。

 

 

 

最後に・・・・

 

ラーメン屋を含め飲食業も今は、

 

【SNS】などネットを使った集客

 

自分で発信しなければいけない時代になりました。

 

僕のコンサルタントは主に【ネット集客】に関してです。

 

『宣伝しなけりゃどんなにラーメンがおいしくても誰も食べに来ない』

 

ラーメン屋を開業そして失敗してみて学んだ一番大切なことです。